
仕事をしていると、予期せぬ方向から責任を押し付けられることがあります。
特に上司や先輩と立場が大きく離れている場合、言いたくても言えずに、不満を飲み込んでいる人も多いのではないでしょうか。
私も社長に同じような感覚を覚えたことが何度もありました。
総務部長という立場から、あらゆる責任が紐づけられていたので、簡単に反論はできませんでした。
ただ、これは管理職に限った話ではなく、現場でも同じように「なぜか自分のせいになる」場面は起こります。
今回はそんなときに、私がしていた気持ちの整理のしかたをお話しします。
ミスを押し付けられるときに起きていること
まず、このような状況になるのは、仕事にミスや問題が起きたときです。
自分が直接作業をしていなくても、同僚や部下がミスをしたことで、自分にも責任があると言われるケースですね。
ここで多くの人が感じるのは、
という、行き場のないモヤモヤです。
この状態のままだと、気持ちだけが残ってしまいます。
だからこそ、一度整理してあげることが大切です。
気持ちを整理するための3つの視点
① 立場としての責任を整理する
まずは、ミスをした人や問題を起こした人と、自分との関係性を考えます。
立場的に、自分にどこまで責任があるのかを整理していきます。
ここを曖昧なままにすると、なんとなく「自分が悪いのかも」と抱え込んでしまいます。
② 「防げたかどうか」で考える
もし立場的に「そこまでの責任はない」と感じた場合は、もう一つ視点を加えます。
それが、「自分がその場にいたら防げたのか」という考え方です。
ここで「防げたとは言い切れない」と思えるのであれば、すべてを自分の責任として受け止める必要はありません。
逆に「関わっていれば防げたかもしれない」と思うのであれば、そこは今後の改善ポイントとして受け止める。
この切り分けができるだけで、気持ちはかなり軽くなります。
③ 相手の立場で見てみる
最後に、逆の立場になってみます。
自分に責任を求めている上司や先輩の立場に立って、「そりゃそう思うよね」と感じるのかどうか。
ただ、この視点に立つには、主観を捨てて客観的にみる「冷静さ」が必要です。
不満を感じているときほど、相手の立場に立つのは難しいものですが、だからこそ、この視点から見てみることが大切です。
ここで納得できる部分があれば受け止める。
納得できない部分は、無理に飲み込まず切り分けて考える。
すべてを受け入れる必要はありません。
「全部自分のせい」から抜け出すことが大切
この3つの視点で整理すると、「全部自分のせい」という状態から抜けやすくなります。
仕事ではどうしても、責任の線引きが曖昧になる場面があります。
特に総務のように関わる範囲が広い仕事では、「なんとなく責任が集まる」ことも少なくありません。
だからこそ、自分の中で線引きを持っておくことが大切です。
それでも気持ちが残るときは
頭では整理できても、気持ちがついてこないこともありますよね。
そんなときは、無理に納得しようとしなくても大丈夫です。
ミスやトラブルの対応が終わっているのであれば、気持ちはあとからゆっくり整えていけば十分です。
まとめ:納得できない感情は整理していい
ミスを押し付けられると、どうしてもモヤモヤが残ります。
でもその感情は、無理に押し込めるものではなく、整理してあげていいものです。
この3つの視点で切り分けることで、「全部自分のせい」という状態から抜け出しやすくなります。
納得できないまま抱え続けるのではなく、自分の中で整理して、少しずつ手放していきましょう。
ミスで落ち込んだときの気持ちの切り替え方
ミスそのものよりも、その後の気持ちの整理に悩むことも多いと思います。
くよくよしてしまうときの気持ちの整え方については、こちらでもまとめています。
仕事のミスで落ち込むときの気持ちの切り替え方|くよくよしないための対処法3つ
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