
役職者でも、総務でも、一般社員でも、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。
会社の古い考え方、世代間ギャップ、年上社員との価値観の違い……
理解できないと感じる瞬間は、決して珍しくありません。
でも私は、そこには“ある理由”があると思っています。
なぜ、うちの会社の価値観は変わらないのか
うちの会社はなぜ価値観が変わらないのか。
そのヒントのひとつが、2010年前後だと感じています。
通信回線が4Gになったのが2010年くらいから。
同時にiPhone4Sが発売されたのが2011年、スマートフォンが普及しだしたころです。
世間の外部情報をとりやすくなった時代。
動画などで簡単に知ることができるようになりました。
情報が少なかった時代の価値観
それ以前はどうだったでしょうか。
なかった時代は外部の情報が少なく、自分の会社の文化や雰囲気がおかしいのかどうか判断しにくかった。
いわば外部の情報がなく、閉鎖的に価値観が固まりやすい時代です。
この2010年辺りで、社会人として何年経っているかで価値観が大きく違うと感じます。
例えば、2010年で社会人として20年経つ人にとっては1990年代に社会人デビューしています。
いまでいえば50歳代半ばの人でしょう。
1990年代と現代では、社会の常識はとても大きく違います。
今では考えられない社会環境でした。
社会人となり数年過ごした価値観が定着してしまうことは、自然に起こります。
私自身の価値観も、簡単には消えなかった
私自身は2010年の時点で、社会人として10年ほど経過した時期です。
2000年代初頭に社会人デビューしましたが、当時でも現代とは大きく違う社会環境でした。
特に、長時間労働と有給が使えないことは、今でも価値観として頭に残っています。
定時で帰ることにどこか抵抗があったり、有給を使うときに後ろめたさを感じたり。
こうした価値観は、なかなか変わらないものです。
スマートフォン世代との違和感の正体
しかし、スマートフォンが普及し、手軽に外部の情報を知ることができる現代ではどうでしょう。
2010年以降に社会人デビューした人にとっては、会社で感じる違和感を手元のスマートフォンで「世間ではどうなんだろう?」と調べることができます。
長時間労働、有給が使えない、ハラスメントの判断など、専門家が丁寧に解説している動画で知ることができる。
その会社での文化や価値観が定着していきながらも、
と、頭の片隅にモヤモヤが残る。
社会人としてデビューした当時の社会的背景が違いすぎることが違和感の正体なのだと思います。
これが、会社の世代間ギャップの本質ではないでしょうか。
お互いに“仕方ない事情”を理解する
年配社員には、その時代を生き抜いてきた背景があります。
若い社員には、外の世界を簡単に比較できる環境があります。
どちらが正しい、という話ではないはずです。
お互いに意識しながら、良い落としどころを見つけること。
それが現代の会社に求められている姿なのではないでしょうか。
うちの会社だけがおかしいのか、と悩む気持ちは自然です。
でも、背景を知ると見え方が少し変わります。
価値観が違うことは当たり前。
その前提に立ったとき、対立ではなく対話が始まるのだと思っています。
あなたの会社も、実は時代の狭間にいるだけかもしれませんね。
会社の古い価値観や職場文化についての雑記まとめ
会社の世代間ギャップは、働き方や価値観の違いとして現れることがあります。
こうした違和感は、長年続いてきた会社の文化や体質が関係していることも少なくありません。
会社の古い体質や職場環境について考えた雑記記事は、こちらのまとめ記事でもまとめています。
【独り言の小まとめ】会社の古い体質とは?意味不明なルールや変わらない価値観を感じたときに思うこと
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