
職場の雰囲気がなんとなく重い。
注意や指摘ばかりが飛び交い、ギスギスしている。
そんな空気に、少し疲れてしまっていませんか。
仕事なのでミスには注意がいきやすい。
出来ていないことやミスに目がいき、減点部分を見つけてしまう。
これは誰にでも起こる、ごく自然なことです。
ただ、叱責や注意、指摘ばかりでは、良い関係性はなかなか生まれません。
20年ほど総務の現場で社員を見てきた中で、強く感じていることがあります。
それは、人間関係が良い職場ほど、褒めることが当たり前に行われているということです。
職場では、人を褒める場面は意外と少ない
日々の仕事の中で、「助かりました」「そこ、良かったですね」と声をかける機会は、実はあまり多くありません。
忙しさの中で、評価は後回しになりがちですし、「わざわざ言わなくても分かっているだろう」と思ってしまうこともあります。
でも、褒めることで気持ちの距離は確実に近くなります。
といった、「当たり前のことへの感謝」でも十分です。
指摘だけでなく、褒める文化がある職場は、意見が言いやすくなる。
これは、現場で何度も見てきた光景です。
注意や叱責は「誰に言われるか」で受け止め方が変わる
注意や叱責は、内容よりも言われた人によって受け止め方が変わってきます。
普段から褒めてくれる人、ちゃんと自分の仕事を見てくれていると感じられる人からの指摘は、不思議と素直に受け止めることができます。
褒められた背景があるからこそ、「今回は直そう」と前向きに受け止められるのです。
厳しい指摘も、信頼という「貯金」がある相手からならアドバイスとして届きます。
日頃から「褒める・認める」ことで信頼の貯金を積み立てておく。
それが、いざという時に相手の背中を押す力に変わるのです。
褒められた側にも、少しだけ意識してほしいこと
褒められたら、相手の良い点を1つ褒める
褒めることは一方通行ではありません。
褒められても、相手の良い点を1つ返すだけで、空気は柔らかくなります。
褒められても、調子に乗らず謙虚に受け止める
「頑張ったことを見てくれた」
「いつも意識していることに気付いてくれた」
その嬉しい気持ちを、言葉にして伝えるだけで十分です。
反応は人それぞれ
「まだまだダメです」と言う人は、向上心がとても高い人。
そんな反応には、自分ももっと頑張れるかもと背中を押してくれる役割もあります。
褒めることで、人の仕事への向き合い方も見え、自分自身の自己啓発にも繋がります。
褒めることは、身近な人からでいい
いきなり全員に、は難しくて当然です。
同じ仕事、同じ立場、近い年齢など、自分と環境が似ている人から始めるのが、いちばん自然です。
褒めることで、相手だけでなく、自分も頑張れるきっかけになります。
まとめ
下げるよりも、上げる職場。
これが、みんなが伸び伸びと仕事に取り組める近道です。
結局、褒め合う風習と謙虚な姿勢が、人間関係をいちばん崩れにくくしてくれます。
完璧である必要はありません。
まずは、今日ひとつ。
誰かの「できていること」に目を向けてみる。
それだけで、職場の空気は少しずつ変わっていきます。
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