
総務の仕事をしていると、
と感じる日が続くことがあります。
他の会社の総務も同じように大変なのか、それとも自分の進め方に問題があるのか、ふと立ち止まって考えてしまうこともありますよね。
私自身、20年近く総務に関わってきましたが、今振り返って思うのは、総務の仕事は向き・不向き以前に“仕事の性質”を理解しているかどうかで、疲れ方が大きく変わるということです。
総務の仕事は「短距離走」を繰り返す仕事
まず知っておきたいのは、総務の仕事そのものの性質です。
営業や開発の仕事は、契約や納期に向かって地道に進める「長距離走」に近い仕事です。
一方で、総務の仕事は数日かかる業務は少なく、ほとんどが単発対応です。
つまり、総務の仕事は短距離走を何本も走り続ける仕事と言えます。
この前提を知らずに働いていると、「ずっと全力で走っている」状態になり、気づかないうちに疲弊してしまいます。
総務の仕事の進め方は1日のスケジュール管理で決まる
ここで、共感してもらいたい一文があります。
総務の仕事の進め方は、1日のスケジュール管理で決まる。
総務は、その日のスケジュールをどう組むかで、仕事のしんどさが大きく変わります。
短距離走を繰り返す仕事だからこそ、走りっぱなしでは続きません。
本来は、走ったあとに「インターバル(間)」が必要な仕事なのです。
余裕のないスケジュールが息切れを生む
総務の現場では、急な依頼や突発的なトラブルで、スケジュールが一気に狂うことがあります。
そのため、最初から予定を詰め込みすぎていると、ひとつ崩れただけで一気に余裕がなくなります。
スケジュールを組むときは、ひとつひとつの作業時間を少し多めに見積もることが大切です。
予定より早く終われば、急な対応にも落ち着いて応えられますし、何もなければ次の作業に向かう心の準備ができます。
幅が広い仕事だから、疲れやすいのは当たり前
総務の仕事は幅が広く、ときには苦手な業務や初めて取り組む作業も出てきます。
苦手な仕事は進捗が遅くなり、取り掛かるまでに時間がかかることもありますし、初めての仕事では調べ物だけで時間を取られることもあります。
それでも「早く終わらせなければ」と自分を追い込むと、疲れはどんどん蓄積されます。
短距離走を繰り返す仕事だからこそ、集中したあとは意識的に休憩をとることが欠かせません。
ある日、急にやる気がなくなる前に
総務の現場を見てきて感じるのは、1日バタバタし続けている社員ほど、ある日突然やる気が落ちるということです。
決して怠けているわけではなく、ただ疲れ切ってしまった結果なのだと思います。
総務の仕事を長く続けるためには、「頑張り続ける方法」よりも、疲れすぎない仕事の仕方を考えることが大切です。
仕事の性質を理解し、余裕を持ったスケジュールを組む。それだけでも、総務のしんどさは少し変わってきます。
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