
古い体制や非効率な風習が残る会社で働いていると、じわじわとストレスが溜まっていきます。
そんな感情を飲み込んだまま、今日も“いつもの流れ”をこなしている人は少なくないはずです。
今回フォーカスしたいのは、明文化された「会社のルール」ではなく、なんとなく続いている風習や慣習。
誰も決めた覚えがないのに、なぜか逆らえない、あの空気の正体です。
日本の会社に根強く残る「時代遅れの風習」
非効率を生む「ムダな流れ」が当たり前になっている
紙にハンコ、回覧、承認、また回覧。
「データで済むよね?」と誰もが思っているのに、“昔からこうだから”の一言で止まる話。
全員参加が前提の会議や、内容が毎日同じ朝礼も同じです。
参加していること自体が目的になっていて、終わったあとに何が残ったのか、正直よくわからない。
でも「やらない」という選択肢は、最初から存在しません。
精神的に消耗する「前時代的な空気」
役職や年次が上の人の発言には、基本的に誰も逆らわない。
正しいかどうかより、波風を立てないことが最優先。
評価も曖昧で、「頑張ってる感」や「空気を読んでいるか」が重視される。
仕事の成果より、遅くまで残っている人が評価されるような雰囲気があると、真面目な人ほど疲弊していきます。
業務外の飲み会やイベントも、断りづらい代表例。
「強制じゃないよ」と言われつつ、欠席すると何となく居心地が悪くなる。
これも立派な“風習の圧力”です。
組織を硬直させる「見えない壁」
部署ごとに考え方が違い、連携は最小限。
現場の声は上に届かず、「それは前例がない」で終わる話も多い。
失敗を恐れる空気が強い会社ほど、新しい挑戦が生まれにくくなります。
その結果、根回しや社内政治だけが上手い人が生き残り、本来の仕事とは関係のないところで消耗することになります。
風習に飲み込まれないためにできること
こうした風習を、個人の力で一気に変えるのは正直かなり難しいです。
だからこそ大事なのは、正面から戦わないこと。
無理に変えようとすると疲れます。
でも「流されきらない」ことは、意外とできます。
そして、同じ違和感を持っている人は、たいてい社内にいます。
一人で抱え込まず、雑談レベルで共有するだけでも、気持ちはかなり楽になります。
古い会社の風習は、ある日突然なくなるものではありません。
でも、それに全部付き合う必要もない。
自分の消耗を最小限にしながら、できるところだけ、少しずつ軽くしていく。
それだけでも、働き方はかなり変わります。
「この会社だから仕方ない」と諦める前に、まずは“風習との距離感”を見直してみる。
そんな視点を持つだけでも、十分な一歩だと思います。
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