
「三日坊主で長続きしない」と聞くと、どうしてもマイナスの印象がありますよね。
けれど、少し見方を変えると、それはむしろ“自分に合っていない方法を見つけられた”というサインかもしれません。
今回は、「三日坊主を肯定的に捉える考え方」についてお話しします。
もし「何をやっても続かない」と感じている方がいたら、少し気が楽になるかもしれません。
続かないのは「意志が弱い」からではなく「やり方が合っていない」から
誰でも一度は三日坊主を経験したことがあるでしょう。
ウォーキング、ダイエット、禁煙、早起き…。どれも「大事だ」とわかっていても、続かないものです。
でも本当は、「続かない人」なのではなく、「続けにくいやり方」をしているだけ。
最初からハードルを高く設定してしまうことで、苦しくなってしまうケースが多いのです。
たとえば、普段デスクワーク中心の人が「毎日30分歩こう」と決めると、最初の数日でつらくなってしまうかもしれません。
一方、体を動かす仕事をしている人にとっては、30分のウォーキングはそれほど負担ではないでしょう。
つまり、その人にとっての「ちょうどいいやり方」かどうかが大切なのです。
もし10分ならできそうなら、10分でいいんです。
その「無理のない設定」が、継続の第一歩になります。
続かない人を責めるより、「続かない方法」を見直す
私が総務部長をしていたころ、毎朝の検温チェックを任せていた社員がいました。
しかし、どうしても漏れが多く、毎日の確認に苦労していたんです。
当時はまだ自動検温システムもなく、30名ほどの社員に毎朝声をかけて回るという方法でした。
そこで私は、社員玄関に体温計と記録用紙を置き、社員自身で記入してもらう方法に変更。
担当者は「未記入の人」だけを確認するようにしました。
すると、漏れはほぼゼロに。
つまり、「人が悪い」のではなく、「仕組みのほうが無理を生んでいた」んですね。
これは三日坊主の考え方にも通じます。
続かないときは、まず“やり方”のほうを疑ってみることが大切です。
「3日しかやっちゃダメ」と決めてみる
人は「やってはいけない」と言われると、逆にやりたくなる心理を持っています。
この性質をうまく利用して、「3日しか続けてはいけない」と決めてみるのもおすすめです。
「毎日10分歩く」を“3日間限定”で実践してみる。
3日経ったとき、「もう少しできそう」と感じたら、それが次のステップの合図です。
最初から「ずっと続けよう」と思うと、ゴールが遠すぎて気が滅入ってしまう。
でも「3日だけ」と区切ると、気持ちが軽くなります。
そして、その3日を何度か繰り返すうちに、自然と“習慣”に変わっていくのです。
三日坊主は「ダメな性格」ではなく「改善のヒント」
三日坊主になる理由の多くは、
- やり方が合っていない
- 先の見えないゴールを設定している
このどちらか、もしくはその両方です。
ですから、三日坊主は“自分に合った方法を探すフィルター”だと考えると良いでしょう。
「やっぱり続かなかった」と落ち込むのではなく、「どの部分が合わなかったのか?」と見直すことが大事です。
続けられなかったという事実は、“失敗”ではなく“データ”です。
次に進むためのヒントを得たと思えば、三日坊主も悪くないですよね。
まとめ|「また三日坊主だ」ではなく、「次の三日で試してみよう」
三日坊主は、決して悪いことではありません。
それは、自分に合ったやり方を探すための途中経過です。
「どうせまた続かない」と決めつけずに、もう一度だけ挑戦してみませんか?
3日でいい。まずは、その3日を“実験期間”だと思って。
続けられる方法が見つかれば、それはあなたにとって最高の「マイペース」になるはずです。
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