
「総務」というと、なんとなく事務作業が中心だったり、会社の裏方を担当しているイメージが強いですよね。
デスクワークで黙々とルーチンワークに取り組む姿を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし実際の総務は、日常の細やかな対応から会社全体を支える仕組みづくりまで、幅広い役割を担っています。
本記事では、元総務部長として総務の主な仕事内容や役割をわかりやすく紹介しながら、経験者でないとわからない苦労や悩み、ストレスを感じるポイントまで解説していきます。
「総務の仕事って結局どんなものなの?」という疑問を解消しつつ、リアルな現場の姿を感じて頂けたら嬉しいですね。
総務の主な仕事内容とは?
総務の仕事は、会社全体を円滑に動かすための「土台づくり」です。
日々の業務は多岐にわたり、たとえば
また、労働安全衛生や防災対策、社内規程の整備、取引先・行政とのやり取りなども重要な役割です。
どれも目立たない仕事に見えますが、これらが整っているからこそ社員が安心して働ける環境が保たれます。
つまり総務は、会社を「裏から支える要」といえる存在なのです。
オフィス環境の整備・設備管理
社員が快適に働ける環境を整える仕事です。デスクや椅子、コピー機などの備品管理から、レイアウト変更、業者との調整まで幅広く対応します。社内の「働きやすさ」を支える重要な業務です。
文書・契約書・社内書類の管理
社内文書や契約書の保管・管理に加え、営業部門や製造部門など現場から会社へ提出される報告書類の整理・確認も行います。各部署がスムーズに業務を進められるよう、フォーマットの統一や提出状況の管理も欠かせません。
期日管理・スケジュール対応業務
毎月・月末・四半期・年度など、決まった期日に発生する業務や提出書類の管理も重要な仕事です。支払関係、法定届出、社内報告など、うっかりミスが許されない業務が多く、計画的な進行管理が求められます。
社内行事・イベントの運営
入社式や健康診断、懇親会、年末の大掃除など、社内行事の企画・準備・運営を担当します。社内の雰囲気づくりやコミュニケーション促進にもつながる大切な仕事です。
備品・消耗品の発注と在庫管理
コピー用紙や文房具、名刺など、日常的に使用する物品の補充・管理を行います。発注時期を見極め、コストを抑えながら不足が出ないように調整するスキルが求められます。
安全衛生・防災管理
社員の健康や安全を守るために、労働安全衛生法に基づく対応を行います。防災訓練や設備点検、産業医との連携など、リスク管理の視点が欠かせません。
社内規程・ルールの整備
就業規則や各種マニュアルなど、会社の運営ルールを整えます。法改正や社内事情に応じて内容を見直し、社員が安心して働ける仕組みを作る役割です。
取引先・行政対応
契約関係の調整や行政への届出など、社外とのやり取りも総務の仕事です。社外から見れば「会社の窓口」となるため、正確さと信頼感のある対応が求められます。
会社によって違う総務の仕事の幅
一般的な総務業務とは別に、経理や労務、人事といった管理部門の仕事を兼任することもあります。
特に人員体制が限られている中小企業では、
といったケースも珍しくありません。
会社の規模や組織体制によって業務範囲が大きく変わるのが、総務職の特徴ともいえます。
経理関連業務
総務が経理業務を担当する場合、主に日々の入出金や経費の処理など、会社のお金の流れを正確に管理する役割を担います。数字を扱うため慎重さが求められ、会社の信頼にも関わる重要な仕事です。
経費の精算
社員が立て替えた交通費や備品購入費などの経費を精算します。領収書の確認や申請内容のチェック、支払い処理など、細かな確認作業が中心です。誤りがないよう注意しながら、月末や締日までに正確に処理を行います。
入出金管理
日々の振込処理や入金確認など、会社の資金の流れを管理します。現金出納帳の記帳や、銀行口座の残高確認など、経理部門が不在の会社では総務が中心となって行うこともあります。
月次進捗の締め
月ごとの経費集計や支払状況の確認など、月次締め作業を行います。他部署から提出される書類の遅れがあると全体のスケジュールに影響するため、期日管理と調整力が求められる業務です。
労務関連業務
労務は「社員の働く環境」を守るための仕事です。勤怠管理や社会保険手続き、入退社時の対応など、人事・給与・法令が絡む分野を扱います。トラブルを防ぐためにも正確さが欠かせません。
勤怠管理
社員の出勤・退勤・休暇などの勤怠データを集計し、残業時間や有給取得状況を把握します。勤怠システムを運用するほか、部署からの問い合わせ対応も行います。
入退社対応
新入社員の入社手続きや、退職時の書類処理を担当します。社会保険や雇用保険の加入・喪失届の提出、備品の貸与・回収など、多岐にわたる作業を丁寧に進める必要があります。
人事関連業務
総務が人事業務を兼ねる場合、採用活動のサポートから社員対応、評価制度の運用まで幅広く関わります。社員一人ひとりと関わる機会が多く、人との信頼関係を築く力が求められる領域です。
採用・面接
求人票の作成や応募者との連絡、面接日程の調整、面接当日の対応などを行います。採用後の入社手続きまでを一貫して担当するケースもあります。
社員トラブル対応
人間関係のトラブルや勤務態度に関する相談など、社員の悩みや課題に向き合うこともあります。内容によっては上司や社長、外部の社労士と連携しながら、慎重に対応する必要があります。
人事評価
社員の評価シートや考課データの取りまとめを行い、評価会議の準備を進めます。公平で透明性のある仕組みづくりを支える、裏方としての役割を果たします。
ここまでは、総務が担う一般的な業務を紹介してきました。
ここからは、
を現場目線で解説していきます。
関連する詳細記事もいっしょに紹介していますので、気になる方は詳細記事もチェックしてみてください。
総務の基本イメージと周りの誤解
総務という仕事には、外から見ると意外なギャップがあります。
「何でも屋」「暇そう」「偉そう」といったイメージを持たれがちですが、実際の現場はそんな単純なものではありません。
日々の事務作業や会議準備、社内調整など、目に見えない業務も多く、誤解されやすいのも仕方のないことです。
それでも、工夫次第で円滑な業務進行と周囲からの信頼を両立させることが可能です。
総務の実態を知ると、その奥深さと重要性に驚かされることも少なくありません。
「何でも屋」という誤解:総務の本当の役割
総務は「会社の何でも屋」と思われがちです。
頼まれごとを次々と引き受けていると、気づけば本来の業務が後回しになってしまうこともあります。
しかし、本来の総務の役割は、社内のさまざまな業務や部署をつなぐ「調整役」です。
単に雑務を処理するのではなく、職場の動きを把握しながら効率的に仕事が進むようサポートすることが求められます。
依頼された仕事をただこなすのではなく内容を整理して担当部署を明確にしたり、ルール化して再発防止を図ることも重要な役割のひとつです。
詳細記事では
について詳細に解説しています。
次から次に依頼される総務の現場に疲れている総務社員に、ぜひ読んでもらいたい記事ですね。
詳細記事
【区分明瞭】総務が何でも屋にならないために!元総務部長が実践した雑務を押し付けられない工夫と実践術
簡単な業務ばかりで「楽そう・暇そう」と見られる誤解
外から見ると「総務って楽そう」「暇なんじゃない?」と言われることがあります。
しかし実際には、裏で膨大な書類の処理やスケジュール調整、社内の問い合わせ対応などに追われているのが実情です。
見えにくい部分が多いからこそ誤解されやすいのも、総務の特徴といえるでしょう。
そんな理不尽な場面に直面するのも、総務では珍しくありません。
表に出ない努力や我慢が多いからこそ、総務の仕事は一見「地味」でも、会社を支える重要な役割を果たしているのです。
詳細記事では、そんな表にでにくい総務の理不尽や苦労、暇に見えて実は頭の中はスケジュールでいっぱいなど、現場目線で解説しています。
詳細記事
【総務は楽そう】と言われてつらい…現場の実態からみる心にジワジワ効く「理不尽」と「心の叫び」
【総務は暇そう】と見られるのはなぜ?実は忙しい「裏側の仕事」と、誤解される理由と実態
「偉そう」に見えてしまう誤解の理由
書類の提出期限を守ってもらうよう催促したり、社内ルールを徹底させたりと、総務はときに「厳しい立場」として動かなければなりません。
決して威張りたいわけではなく、会社全体をスムーズに動かすために必要な行動なのですが、伝え方次第では「偉そう」と誤解されてしまうこともあります。
また、他部署のミスを正したり注意喚起を行う場面では、どうしても上から目線に見えてしまうことがあります。
大切なのは「ルールの背景」を丁寧に説明し、相手の立場に配慮した伝え方をすること。
少しの言葉遣いや表情の違いで、総務の印象は大きく変わります。
詳細記事では、
について解説しています。
詳細記事を読んでいただくと、普段、普通に接しているのになぜか「偉そう」と思われている総務部や社員の方には、新しい気付きがあるかもしれません。
詳細記事
【表裏一体】総務は偉そう?他部署から見る総務の見え方と偉そうと感じてしまう理由
総務のリアルな悩みとストレス
総務の仕事には、裏方としての責任の重さだけでなく、目に見えにくいストレスも多くあります。
会社全体と関わる立場であるため、人間関係や仕事の負荷、依頼ごとの集中などが重なりやすく、「どうして私ばかり?」と感じることも。
さらに、電話対応や書類整理など日常業務の小さな負担も積み重なると大きなストレスに。
忙しさの波が大きく、気持ちの揺れも起きやすい仕事ですが、工夫次第で自分の負担を減らし、安心して働ける環境を作ることも可能です。
業務の幅が広すぎてつらく感じる
雑務から大きなプロジェクトまで幅広くこなす総務は、忙しさの波が大きい仕事です。
突発的な依頼が重なったり、別部署のサポートを求められたりと、日々のスケジュール通りに進まないことも少なくありません。
ときには、苦手な業務を頼まれることもあります。
そんなふうに感じる瞬間や、プレッシャーで気持ちが落ち込むこともあるはず。
さらに、いつの間にか社員同士のトラブルに巻き込まれ、気がつけば「板挟み状態」になることもしばしば。
社員同士の間に入ってしまう…会社と社員の間に入ってしまう…
こんな状況、多くの総務社員が経験したことがあるのではないでしょうか。
そんなときに自分への負担を軽減する考え方を持つことで、ストレスとうまく付き合う術も身につけておきたいですね。
詳細記事では、ストレスが多い総務の現場で乗り切るための心構えや考え方を紹介しています。
気持ちの整理でうまくストレスを受け流す、そんなヒントになれば嬉しいです。
ちょっと一息|総務あるある
言われてイラっとする言葉たち
総務をしていると、よく言われる言葉にイラっとすることがありますよね。
そんな言葉にイラっとした経験、ある方も多いはず。共感できるエピソードを読むと「自分だけじゃない」と気持ちが軽くなるものです。詳細記事では総務を長年やってきた私の経験から、「言われてイラっとする言葉」を8つ選んで記事にしています。きっと「あるある」と共感してもらえるはず。
詳細記事
【共感必至】総務が言われてイラっとする言葉8選!経験から感じた共感必至の言葉たち
人間関係に疲れてしまう
総務は会社全体と関わるポジションですが、中には「相性が悪い」と感じる社員もいるものです。
質問をしても素っ気ない返答をされたり、呼びかけても返事がなかったり、話を否定されてしまうことも。
そんな相手とのやり取りは、思っている以上にストレスになります。
また、距離を取りすぎると「冷たい」と思われ、逆に踏み込みすぎると「しつこい」と思われてしまうことも。
このように、多くの社員と「適度な距離感」で関わることは、実はとても神経を使う仕事です。
日々のコミュニケーションに無理をしすぎず、自然な関係を築くことも、長く働くうえで欠かせないスキルといえます。
詳細記事では
など詳しく紹介しています。
職場の人間関係に悩む人へ、少しでも心の負担が軽くなるヒントがあれば幸いです。
詳細記事
【人間関係】会社の人間関係で疲弊しないために|総務社員が社員と公平性を保つ距離感とストレス軽減術
仕事が集中しやすい「属人化」
「その仕事はあの人しかできない」という状態が積み重なると、総務は属人化しやすくなります。
あなたの職場にも、特定の社員にしかできない業務、ありませんか? たとえば、
こうした業務はほんの一例で、実際にはもっと多くの「あの人にしかわからない仕事」が存在します。
属人化した業務は、担当者が不在になると滞りやすく、会社全体にも影響を与えかねません。
「自分しかできない仕事」を減らし、引き継ぎや共有の仕組みを整えることが、自分の負担を軽くする第一歩です。
詳細記事では
について解説しています。
一度引き受けた業務がまた依頼される…結果、勝手に担当になっていてつらい…
と感じる人にはぜひ読んでもらいたい記事です。
日常業務にある小さなストレス
電話対応、書類整理、備品管理など一つひとつは大きな仕事ではないけれど、毎日積み重なると徐々に負担になります。
特に電話対応は、集中して作業しているときにかかってくると気持ちの切り替えが難しく、神経をすり減らすことも。
このようなケースでは瞬時の判断力が求められ、精神的にも疲弊しがちです。
「地味にきつい」と感じながらも、誰もが避けて通れない日常業務。
効率的なルールづくりや分担体制の見直しで、負担を少しずつ減らす工夫が大切です。
詳細記事では
について、電話対応に苦労する総務社員には共感できる内容になっています。
普段の張り詰めた気持ちを少しほどいて、リラックスして読んでもらえたら嬉しいです。
できて当たり前と思われ評価されにくい立場
総務の仕事は、表に出にくいものが多く、「できて当たり前」と思われてしまうことが少なくありません。
社内文書の作成、備品管理、契約書の更新、設備点検など、どれも会社を円滑に回すために欠かせない業務です。
しかし、問題なく進んでいるときほど評価されにくいのが現実です。
また、日常の業務は雑務と見なされやすく、他部署のように「成果」や「売上」として数値化されるものも少ないため、努力が目に見えにくいのも特徴です。
トラブルが起きたときだけ注目され、「普段は何をしているの?」と誤解されることもあるでしょう。
しかし、総務の業務は会社の土台を支える“縁の下の力持ち”のような存在です。
地味に見える仕事ほど、会社全体の安心や信頼につながっています。
評価されにくい立場だからこそ、自分自身で仕事の意義を見つけ、前向きに取り組む姿勢が大切です。
詳細記事では
について紹介しています。
多くの総務社員が感じている「頑張っても評価されない」というモヤモヤを脱却するヒントになれば幸いです。
仕事がない…暇すぎてつらいことも
逆に、仕事が少なすぎて「自分だけ暇…」と感じることもあります。
周囲が忙しいと居心地が悪くなり、「自分は必要とされていないのでは」と不安になるケースも。
こうした状態が続くと、やる気が低下し、メンタルにも影響を及ぼすことがあります。
特に総務は本来「社内とのつながり」が多い部署。
にもかかわらず孤立しているように感じる場合は、業務の見直しや役割の再確認が必要です。
詳細記事では
について紹介しています。
総務で「社内ニート」状態になっている人に、「変わろうとする姿勢」の後押しになる記事になっています。
その他、総務の現場で感じる悩みやストレスに対して心を整える記事を集めたカテゴリーページ
「総務のためのメンタルケアと心の整え方」はこちらから見ることができます。
迷惑な社員の対応も総務のお仕事
総務は職場全体を支える立場のため、迷惑な社員やトラブルメーカーへの対応も重要な役割です。
特に、他の社員へ迷惑行為を働くモンスター社員については、現場から「何とかしてほしい」と相談されることも。
こうした対応は一筋縄ではいかず、精神的な負担も大きく、抱え込みすぎると気持ちが疲弊しやすい業務です。
社員同士のトラブルや規則違反、業務放棄などに関わるため、総務は正確さと冷静さを求められます。
ここでは、実際の職場で遭遇しやすいモンスター社員のタイプと対応のポイントを紹介します。
自己中心的・指摘ばかりの迷惑社員
自己中心的でルールを守らず、指摘ばかりする社員は、総務にとって日常的なストレスの原因です。
指示を勝手に解釈して業務を放棄したり、自分を特別扱いして行動したりするケースもあります。
このような社員への対応は、一人で抱え込まず、周囲と協力することが大切です。
就業規則や社内ルールを明確にし、必要に応じて書面で説明して「知らなかった」と言い逃れできない状態を作ることも有効です。
冷静で毅然とした態度で臨むことで、対応負担を最小限に抑えることができます。
また、会社のルールなどに「自分中心的」な指摘ばかりする社内クレーマーも、総務を困らせるモンスター社員です。
融通が利かなかったり、指摘が細かすぎたり…ルールを管理する総務にとって、ストレスの原因にも。
詳細記事では、こうした自己中心的な考えが強いモンスター社員の特徴や対応について解説しています。
詳細記事
【自己中社員】会社の規則や命令を無視する自己中心的なモンスター社員の特徴と対策
【冷静対応】社内クレーマーに振り回されない!指摘ばかりの社員への実践的な対処法と時間を取られないための総務の工夫
上司や周囲に負担をかける悪影響な社員
仕事を丸投げする上司や消極的な社員、ネガティブ思考の社員も、総務の負担になる存在です。
放置すると周囲の士気低下やトラブル発生につながりかねません。
とくに総務や内勤社員は、成果に直結する報酬を感じにくいため「最低限の仕事しかしない」と思われることもあります。
「頑張っても給料は同じ」と考える社員の行動は、会社の制度や雰囲気が影響している場合もあります。
こうした社員には、冷静に状況を整理し、必要な調整や指導を行うことが重要です。
詳細記事では、こうした仕事への姿勢や周りの社員のことを考えない社員について、どのように接しどう対処するかを解説しています。
一部の社員のやる気のなさに困っている…そんな総務や社員の方にはぜひ読んでもらいたい記事です。
詳細記事
【お先に課長】仕事を丸投げして先に帰る課長の特徴と部下への負担と不満とは
感情的・自由奔放で扱いにくい社員
怒鳴ったり物に当たる社員、対人トラブルを頻発させる頑固社員、どこに地雷があるかわからない社員も総務の対応対象。
勤務中に延々とおしゃべりする「時間泥棒社員」も厄介です。
こうした社員は精神的な負荷が高く、冷静な対応が求められます。
総務は安全を確保しつつ、規則に基づいて注意や指導を行い、トラブルが拡大しないように調整します。
扱いにくい社員がいることで総務の仕事が増えますが、冷静さと計画的な対応で負担を最小限に抑えることが可能です。
詳細記事では、気分で行動することが多いこのような社員への対応について解説しています。
現場の社員から「あの社員どうにかして欲しい…」と相談を受けることが多い総務社員の方の対策のヒントになれば嬉しいです。
詳細記事
【激情社員】人や物に当たるモンスター社員の特徴と職場への影響、その対策
【時間泥棒】おしゃべりが止まらない「時間泥棒社員」の特徴と会話を自然に断ち切る方法
最終的な対応を進めるのも総務の仕事
改善が見込めない社員には、総務が法的リスクに配慮しつつ対応を進めます。
経営層と連携し、解雇や異動の判断を慎重に行うこともあります。
具体的には、就業規則に照らして処分対象かを確認し、改善指導の経過を記録、最終的に処分へ進む流れです。
証拠や経過を残すことで、後からのトラブルを防ぎ、会社としても適切に対応できます。
冷静で計画的に進めることが、精神的負担を減らしつつ、総務としての責任を果たすポイントです。
表に出ない努力や我慢が多いからこそ、総務の仕事は一見「地味」でも、会社を支える重要な役割を果たしているのです。
詳細記事では、目に余る行動が多いモンスター社員への指導や対応について解説しています。
「あの社員、辞めさせられないの?」と相談を受ける総務社員に向けた、会社環境を守るための記事になっています。
詳細記事
【最終決断】モンスター社員を辞めさせるには?総務が知るべき適切な対処法と解雇の進め方
【保存版】勤怠不良社員への正しい対応マニュアル|遅刻・欠勤・休職のトラブルを防ぐ総務の鉄則
その他、会社にいるかもしれないモンスター社員の記事を集めたカテゴリーページ
「総務が対応するモンスター社員対策」はこちらから見ることができます。
現場の環境、社員の安全を守るのも総務の仕事
総務の仕事には、日常業務とは少し違う「難題」が含まれます。
普段は滞りなく進む業務でも、突発的なトラブルや制度の見直し、人材の問題が重なると対応が厄介になることも。
総務は職場全体を見渡し、社員の安全や環境を守る役割を担うため、迅速かつ正確な判断が求められます。
ここでは、総務が直面しやすい難題をテーマごとに整理し、関連リンクとともに紹介していきます。
健全な職場環境を作る大事な役目
昨今、パワハラやセクハラなどハラスメントは社会的にも重大な問題です。
総務担当者は、こうした問題に頭を悩ませることが少なくありません。
「自分だけ我慢すれば…」と思わせない職場作りは、会社全体の健全さを支える基盤です。
ハラスメントの放置は社員のモチベーション低下や離職、会社の信頼失墜につながるため、早期の対応が不可欠です。
総務はルールの明確化や相談窓口の整備、社員教育など、会社全体が安心して働ける環境づくりに取り組む役割があります。
詳細記事
【現実視点】ハラスメントは総務の対応で決まる!放置を防ぐ「相談しやすい」職場づくり
業務の効率化で仕事がしやすい環境作り
総務は現場の改善策を見つけ、適切に対応することで、会社全体の生産性や士気を維持する環境を作ります。
現場の意見を聞きながら進める難題業務は、総務の腕が試される場面です。
限られたマンパワーで最大限の成果を上げるためには、業務フローの改善や整理、適切なツールやルールの導入が重要。
業務改善は会社の課題であり、総務自身の負担軽減にも直結します。
日々変化する業務の中で、効率化の工夫を積み重ねることが必要です。
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【着眼大局】どう進める業務効率化?悩める総務のための業務効率化の見付け方と進め方
【時短で解決】社内文書・契約書の作成を効率化|テンプレート&AI活用で総務の負担を軽くする!
社員の健康と生産性の向上
総務は、社員の健康促進も重要な業務のひとつです。
社員の健康状態は仕事の生産性に直結するため、健全な職場環境を整えることは会社全体の成果にも影響します。
具体的には、福利厚生の見直しや健康診断のフォロー、働き方の調整など、日常業務の中で社員の健康を意識した施策を実施することが求められます。
また、社員が本当に毎日健康に過ごせているかをチェックし、必要に応じて改善策を提案することも大切です。
こうした取り組みは、社員のモチベーション向上や欠勤の予防にもつながります。
総務の視点で職場全体の健康を支えることが、長期的な生産性向上に直結する役割といえるでしょう。
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人材・採用・職場定着の悩みへの対応
総務は部下の育成や採用、新人フォローなど、人材に関わる幅広い業務も担います。
育成不足や仕事を覚えない社員への対応は、会社全体の生産性に直結します。
近年は社員の意識や働き方が多様化し、人手不足や採用難も大きな課題です。
総務は、社員の成長を促すサポートや職場定着の施策、採用の改善などを計画的に進める必要があります。
社員の成長や離職防止は、総務が職場全体を支える重要な役割のひとつです。
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【試行錯誤】部下が育たない…仕事を覚えない…その原因と成長を促す育て方のコツ
社員を守る防災・災害対応と安全管理
地震や台風などの災害時、社員の安全を守る防災対応は総務にとって急に負担が増える業務です。
ガイドライン作りや防災ルールの整備、最新技術の導入など、事前の準備が不可欠です。
近年はゲリラ豪雨や停電、地震の頻発など、想定外の事態への備えも求められます。
事前に体制や対応フローを整えることで、突発的なトラブルでも落ち着いて行動でき社員の命を守ることにつながります。
総務の計画力と判断力が試される業務です。
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【未然防止】頻発する災害に備えよ!会社が行う防災対策のチェックポイント!
【安全避難】地震が起きたらどう動く?地震発生時の社内ルールと従業員の命を守るためのガイドライン
会社の規則やルールを作るのも総務の役目
総務は、会社の秩序や業務の円滑化を守るため、規則やルールの策定・運用も重要な役割です。
法改正への対応や有事の際のルール整備、社員が安心して働ける制度の構築など、幅広い責任を担っています。
ここでは、実務で総務が関わる規則やルールづくりの具体例を紹介しつつ、関連する内部リンクを整理しました。
働き方と法改正に対応するルール作り
総務は、短時間労働者の厚生年金適用や育児・介護休業法改正など、法改正や社会環境の変化に合わせたルール整備も重要な業務です。
社員が安心して働ける環境を作るには、制度の理解、社内への周知、そして適切な運用が不可欠です。
さらに、必要に応じて公的機関への届け出も発生するため、初めての業務には時間と労力がかかります。
地味ですが確実な作業が求められ、総務の責任感や調整力が試される領域です。
こうした取り組みにより、社員は安心して働ける環境を享受でき、会社全体の信頼性も向上します。
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【柔軟対応】育児・介護休業法改正|社員の柔軟な働き方ができる会社作りと準備について
【対応必須】短時間労働者の厚生年金が適用拡大!総務が押さえておくべき重要ポイントとは?
有事や不測の事態に備える体制整備
台風や自然災害などの突発的な事態にも、総務は事前準備とルール整備で対応します。
例えば、台風で出勤できない場合の休暇や勤務扱いをあらかじめ決め、社員が混乱せず安全に行動できる体制を作ることが求められます。
頻繁には発生しない事態だからこそ、後回しにされがちですが、事前のマニュアル作成や情報共有は必須です。
こうした準備により、いざというときにも冷静に対応でき、社員の安全確保と会社運営の安定を両立させることができます。
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【有事無事】台風で社員が出勤できないときの休暇の扱いと会社の対応について
【台風前夜】社員が台風接近時に出勤を不安に思う本音|会社が備えるべきルールと制度
会社独自の制度や行事の見直し
総務は、社員評価制度や社員旅行など、会社独自の制度や慣習も整備・見直す役割があります。
目的に合わない制度は改善し、社員に過度な負担がかからないよう調整することが大切です。
時代や社員の働き方に合った制度設計は、社員の定着率や満足度にも直結します。
現代社会の変化に応じて制度を柔軟に見直すことで、働きやすい環境を提供しつつ、会社全体の秩序と活力を維持することが総務の重要な役割といえるでしょう。
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【適正評価】中小企業が取り組む人事評価制度|導入の目的と手順を実体験から具体的に紹介します
【存亡危機】もはやいらない行事?社員旅行に行きたくないと不評な理由と今後の在り方について
総務に求められる資質と仕事のやりがい
総務は会社の縁の下の力持ちでありながら、意外と多彩な資質が求められる仕事です。
人との関わりを大切にしつつ、地道な事務作業も正確にこなせる人は自然と向いています。
日々の小さな習慣や気配りが積み重なり、会社全体の信頼と安心を支える大切な存在となります。
信頼感を感じる瞬間、誰かの役に立っている瞬間は総務のやりがいのひとつといえます。
総務に向いているのはどんな人?
総務の仕事は、人との関わりが多く、同時に地道な事務作業も欠かせません。
コツコツ取り組める人や、人の役に立つことに喜びを感じられる人は、自然と総務に向いているタイプです。
さらに、普段の生活習慣や意識の持ち方が仕事に活かせる場合もあります。
例えば、共有スペースを大切にする、暇な時間を無駄にしない、物事を俯瞰して見るクセがある、などです。
こうした自然体の姿勢が、日々の小さな積み重ねとなり、会社全体の信頼や安心を支える総務としての資質に繋がります。
「できる総務」が自然にしていること
頼れる総務は、特別なスキルがあるわけではありません。
日常業務の中で「少し気を配る」「先回りして準備する」といった自然な行動を積み重ねています。
重要なのは「アンテナを張ること」です。
「この人はなぜ悩んでいるのか?」「ここに物があると通りにくいのでは?」など、普段から少し意識するだけで、習慣となり信頼につながります。
こうした自然な気遣いと工夫が、周囲から「頼れる総務」と評価される理由です。
あなたの職場でも、この習慣が浸透しているでしょうか。
「やりがい」を感じる瞬間
総務の仕事は目立たない存在かもしれませんが、会社全体を支える重要な役割があります。
イベントの運営が成功したとき、社員から感謝されたとき、自分の工夫で業務がスムーズになったときなど、「やってよかった」と実感できる瞬間があります。
総務の立場だからこそ味わえるやりがいも多彩です。例えば、
などです。こうした瞬間は、自分の姿勢や工夫次第で増やすこともできます。
総務の仕事の価値や魅力は、自分の行動と視点によって見つけることができるでしょう。
総務としてのキャリアと未来の働き方
総務の仕事は、多岐にわたる業務や人間関係に向き合うため、時に心が折れそうになることもあります。
しかし、感情に流されずまず自分の気持ちを整理することが大切です。
退職や転職も一つの選択肢ですが、日々の工夫や考え方の切り替えで、前向きに続けることも十分可能です。
失敗やミスも経験として次に活かせば、業務の幅と自信につながります。
また、小さな習慣や励ましでモチベーションを保つことも、総務として未来の働き方を考える上で重要です。
安心して長く働ける環境を作ることこそ、総務の強みであり、キャリア形成にも直結します。
前向きに続けるための考え方
「どうしてこんなに忙しいの?」と感じる瞬間でも、少し考え方を変えるだけで心が軽くなることがあります。
総務は立場上、多種多様な業務や人とのやり取りでストレスが溜まりやすい仕事です。
ときには、割り切って機械的に対応することも有効です。
大切なのは、「ストレスを溜め込まない」「ストレスとの上手な付き合い方」を意識すること。
周囲に頼ることや、日々の習慣で負担を減らすことも心の余裕につながります。
こうした視点を持つことで、総務の仕事を長く前向きに続ける力が自然と身につきます。
仕事の失敗を次につなげる姿勢
ミスをして落ち込むのは誰にでもあることですが、重要なのはその経験を次に活かす姿勢です。
総務は幅広い業務を担当するため、前向きな考え方が自然と対応力の向上につながります。
失敗の中で業務の改善点を見つけることで、次に同じ状況が来ても冷静に対処できるようになります。
業務の対応力は、こうした経験を積み重ねることで身についていきます。
失敗を恐れず、成長の糧として活かす姿勢は、自分のキャリアを強化する大切なポイントです。
「辞めたい」と感じたとき
どんなに頑張っていても、「もう限界かも…」と思う瞬間はあります。
そんなときは、感情に流されず、自分の気持ちを整理してから次の一歩を考えることが大切です。
辞めたい理由は「仕事内容」が合わないのか、「職場環境」が合わないのかを分析しましょう。
自分で改善できる余地があるか、それとも本当に限界なのかを見極めることで、新しい視点が得られることもあります。
転職は選択肢の一つですが、まずは立ち止まり、理由と向き合うことで後悔のない決断ができます。
退職を考える前にやっておきたいこと
長く総務を続けると、引き継ぎや属人化の問題は避けられません。
退職を意識したときに「残された人が困らないように」と考えて行動することは、自分にとっても安心につながります。
特に、一年に一度だけの業務や頻度の少ない業務は、一人で抱え込まないことが重要です。
どんな人でも、退職を考えるタイミングはやってきます。
そのときにスムーズに業務を引き継げるよう、普段から意識して整理しておくことが大切です。
準備しておくことで、会社も自分も安心できます。
転職は選択肢の一つですが、まずは立ち止まり、理由と向き合うことで後悔のない決断ができます。
詳細記事
【有備無患】社歴10年以上の総務が退職前にしておきたいこと|属人化・引き継ぎ対策のリアル体験
まとめ|総務という仕事の全体像
総務は「雑用係」に見えることもありますが、実際には会社を支える大切なポジションです。
人間関係に悩んだり、忙しさに押しつぶされそうになったり、逆に暇でつらくなることもある…。
でもその一方で、人の役に立てるやりがいがあり、信頼を積み重ねられる仕事でもあります。
今回ご紹介した記事を読んで頂ければ、総務という仕事の「リアル」も「前向きに働くヒント」も見えてくるはずです。
関連する記事が多くなってしまいましたが、気になる記事があれば、ぜひのぞいてみてくださいね。
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