
職場には、特別に愛想がいいわけでもなく、雑談が得意なわけでもないのに、なぜか人が集まってくる総務がいます。
本人は、好かれようとしている自覚はありません。
むしろ仕事は淡々としていて、ルールもきちんと説明するタイプ。
それなのに、結果として「話しかけやすい人」「感じのいい人」という印象を持たれています。
この記事では、そんな“なぜか好かれる総務”が無意識にやっている、たった一つの共通点を整理します。
性格の話ではありません。コミュニケーション能力の優劣でもありません。
ほんの少しの「順番」と「余白」の話です。
好かれる総務は「正しいこと」を言わない人ではない
最初に、はっきりさせておきたいことがあります。
好かれる総務は、
ではありません。むしろ多くの場合、
といった、きちんとした仕事をしている人です。
つまり、「嫌われる総務」と「好かれる総務」は、能力や知識に大きな差があるわけではありません。
違いが出るのは、正しさをどう扱っているか、この一点です。
好かれる総務が必ずやっている「順番」
好かれる総務に共通しているのは、正論を言うか・言わないかではありません。
正論を出す“順番”です。相談を受けたとき、説明を求められたとき、
このワンクッションがあるかどうかで、印象は大きく変わります。
相手に少しだけ寄り添える人は、関係性で損をしない
好かれる総務は、相手に深く共感しすぎるわけではありません。
感情に引きずられることもありません。
ただ、
こうした一言を、自然に挟んでいます。
この「先に寄り添う姿勢」があるだけで、後から意見が割れたり、厳しい説明をしなければならなくなっても、関係性が一気に崩れることは少なくなります。
先に寄り添っておくことで、
という土台ができるからです。
正論だけで返さず「気持ちの逃げ場」を残せる人
好かれる総務は、正論を言わないわけではありません。
言うべきときには、きちんと伝えます。ただし、相手の感情を追い詰める形では出しません。
この一言だけだと、相手の気持ちは行き場を失います。
一方で、
こうした言葉が先にあると、正論は“説明”として受け取られやすくなります。
好かれる総務は、相手が気持ちを整理するための「逃げ場」を、無意識に残しています。
まず話をくみ取るだけで、信頼は貯まっていく
この姿勢が積み重なると、少しずつ「信頼貯金」ができていきます。
信頼貯金があると、
でも、相手はこう受け取ってくれます。
つまり、常に完璧な対応をしなくても、関係が壊れにくくなるのです。
これは、無理に好かれようとしなくても得られる、大きなメリットです。
好かれる総務は、無理に好かれようとしていない
好かれる総務は、愛想を振りまいているわけでも、聞き役に徹しているわけでもありません。
自分を削ってまで対応していない。すべての相談を引き受けているわけでもない。
ただ、正しさを出す前に、少しだけ余白を置いている。それだけです。
だからこそ、長く安定した関係を築けます。
まとめ
好かれるかどうかは「能力」ではなく「余白」で決まる
好かれる総務に共通しているのは、特別なスキルや才能ではありません。
この小さな意識の積み重ねです。
もし、「正しいことをしているのに、なぜか距離を感じる」そう思ったことがあるなら、能力を疑う必要はありません。
正しさに、少し振りすぎていないか。そのバランスを見直すだけで、評価は驚くほど変わることがあります。
なお、正しさを振りすぎてしまう総務が陥りやすい状態については、別の記事で整理しています。
関連記事:【嫌われる?】真面目にやっているだけなのに…総務が陥る「正論の言いすぎ」を防ぐたった1つの意識あとで読む無理に変わる必要はありません。ただ、振りすぎない。
それだけで救われる人は、きっと想像以上に多いはずです。
好かれる総務が「頼れる総務」にレベルアップする記事はこちら
【頼もしい存在】頼れる総務はコレをやっている!できる総務が自然にしている4つの習慣
カテゴリー別に総務の現場で役立つ記事をまとめています
