成長を促すための「継続は力なり」の本当の意味について考えてみた

作業する女性社員

仕事をしていて、

「毎日同じことの繰り返しでつまらない」

「このまま続けていて成長している気がしない」

そんなふうに感じたことはありませんか。実はこれ、決して珍しい悩みではありません。

私自身、総務として長く働く中で、何度も同じ感覚を味わってきました。

よく「継続は力なり」という言葉は使われます。ただ、個人的には少し違う捉え方をしています。

「継続は力なり」は万能ではない

正直なところ、単に作業として同じことを継続しても力にはなりにくいです。

毎日同じ書類を処理し、同じ手順で仕事をこなす。

それ自体は大切ですが、それだけでは「慣れ」は増えても「成長」は感じにくい。

だから私は、「継続は力なり」ではなく「継続しないと身につかない力がある」という言葉の方が、しっくりきています。

成長に必要なのは「なぜ」を増やすこと

大切なのは、続けると同時に多くの「なぜ」を作ることです。

例えば

営業職であれば、同じ訪問件数でも「なぜ」契約数が伸びないのか。

事務作業であれば、提出物の揃いが「なぜ」悪いのか。

仕事をしている最中に、ふと違和感を覚える瞬間があります。

その小さな「なぜ」を拾えるかどうかで、仕事の質は大きく変わります。

思い付いたことを少しだけ試してみる

「なぜ」に対して、立派な答えを出す必要はありません。

思い付いたことを、少しだけ試してみる。それで十分です。

そして、検証…と言うと少し堅いので、「自分で満足したか」を基準に振り返ってみる。

うまくいかなければ戻せばいいし、良ければ続ければいい。

試して満足のいく結果が得られると、自然と「じゃあ、こうすればどうなる?」と次の試みを思い付くようになります。

奇抜なアイデアでも躊躇せず試してみる

見付けた「なぜ」に対して、解決するために少し「奇抜な」アイデアが浮かぶこともあります。

一見すると意味がなさそうで、成果が出るとは思えないアイデアかもしれません。

それでも、私は「一度は試してみる」ことをおすすめします。

なぜなら、やってみてダメだったことは、「それは正解ではなかった」という答えを確実に得られるからです。

さらに、完全に失敗だと思ったアイデアの中にも、後から振り返ると「正解の欠片」が見付かることがあります。

やってダメだったこと
そこから拾えた小さなヒント

それらを積み重ねていく姿勢こそが、次のアクションにつながる原動力になります。

結局、シンプルな形に戻ってくる

真剣に考え、多くのことを試していくと、最終的には一般的なシンプルなやり方に戻ることが多いです。

ただし、そこには今まで経験した視点が積み重なっています。

同じやり方でも、あなたに合ったオーダーメイドの形になっている。

これが「成長している」という実感につながります。

いつも考える必要はない

誤解してほしくないのは、常に考え続けなければいけないわけではない、ということです。

その仕事や作業をしている瞬間に、「なぜ」と思う一瞬を見つける姿勢があれば十分です。

また、お風呂に入っているときに、自然に思い返す瞬間なども負担なく考えるきっかけになります。

日々のルーティンワークも継続して考え続けることで、単なる作業から「成長の作業」に変わります。

これは、総務の現場で長年働いてきた私が、何度も実感してきたことです。

「継続+なぜ」が成長をつれてくる

この流れは、私が作っているこのサイトでも同じです。

どうしたら最後まで読んでもらえるか。どんな言葉なら共感してもらえるか。

試して、振り返って、また少し変える。その繰り返しです。

こうして、あなたに最後まで読んでもらえているのも、私なりに試行錯誤を続けてきた結果だと思っています。

継続すること
「なぜ」を思い付くこと
試してみること

この小さな循環こそが、仕事のマンネリ感を抜け出し、成長を劇的に促進してくれます。

考え、継続してきた先には、いつの間にか成長した自分を実感できる瞬間が必ずあります。

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