
年末の恒例行事として、多くの会社では忘年会が企画されます。
しかし最近、「忘年会に行きたくない」「めんどくさい」「正直、廃止してほしい」と感じる社員が増えています。
その背景には、ただの“飲み会が嫌い”という以上に、働き方や価値観の変化、家庭環境、心身の状態など、さまざまな事情があります。
この記事では、
を、忘年会に行きたくない社員と参加しやすい忘年会を作りたい総務や幹事、どちら側の立場にも寄り添いながら整理しています。
忘年会は、本来“無理に盛り上がる場所”ではありません。
誰もが自然に参加できて、気を使いすぎずにいられる会──そんな忘年会をつくるためのヒントをまとめました。
忘年会は行くべき?行かなくてもいい?世間の流れと会社の本音
ここ数年で、忘年会の参加率は大きく下がっており、忘年会は“参加が当たり前”ではないという風潮にあります。
とある調査では、「会社の忘年会に参加したい」と答える人は約2〜3割と言われるほどです。
つまり、行きたくないと感じている人は少数派ではなく、むしろ参加したくないと考える人の方が多いのです。
忘年会に行きたくない社員の8つの本音
総務の経験者として実感しますが、ここ数年で、
という声は確実に増えています。廃止の理由として多いのは、
というもの。
総務としても、社員の声を無視するわけにはいきません。
では、具体的に忘年会に参加したくない理由について詳しくみていきましょう。
忘年会を行う目的が曖昧
会社の忘年会は、年末の「恒例行事」として長く続いてきました。
しかし、忘年会に不満を抱える人の多くは、そもそも「なぜ忘年会をやるのか?」という根本的な疑問を抱えています。
実際、社長や上司に理由を尋ねても、
といった、どこか納得しづらい答えが返ってくる場合も少なくありません。
また、「1年間の労をねぎらうため」という建前が語られることもあります。
しかし現場の声としては、「参加することでむしろ疲れるんですが…」という本音もあるのが現実です。
このように、「忘年会を開催する意義」が明確でないまま続けられていることが、“忘年会に意味を感じない”という社員の増加につながっていると考えられます。
お酒が苦手・体質的に合わない
そもそも体質的にお酒が飲めない人は少なくありません。
それにもかかわらず、「あまり飲めないんです」と伝えた途端に、
と無理をさせようとする場面が起きがちです。
こうした経験が続くと、忘年会そのものが負担になり、参加する気持ちがどんどん重くなってしまいます。
さらに、無理に飲むことで翌日まで体調不良が続くこともあります。
一度でも「忘年会のせいで体調が悪くなった」という経験があると、忘年会に良いイメージを持てなくなるのは自然なことです。
定時後まで同僚と過ごしたくない
仕事が終わったら、心も体も「オフ」に切り替えたいものです。
しかし、定時後まで上司や同僚と一緒に過ごす時間が続くと、どうしても疲れが残ってしまいます。
「上司や同僚と一緒にいる以上、気が抜けない」という雰囲気のある職場では、お店に移動しても職場みたいなもの。
表情・態度・言葉選びまで気を使わざるを得ません。
特に、若手社員の場合、忘年会が“仕事の延長”に感じられやすく、「勤務時間が長引いているだけでは?」という感覚になりやすいのも無理はありません。
仕事とは関係ない場がストレスになる
忘年会は本来、仕事とは切り離された時間のはずです。
しかし実際には、ほぼ仕事の延長になってしまう会社も多くあります。
上司の隣に座るべきか考えたり、取引先が来る場合は失礼のないように振る舞ったり、話題選びに気を遣ったり……。
こうした“場の空気を読む”場面が増えるほど、苦手な人にとってはただの修行のように感じてしまいます。
また、仕事以上に神経を使う場面が続くと、緊張が解けないまま時間が過ぎ、
と感じるのも無理はありません。
上司から仕事の説教をされる
お酒が入るとつい饒舌になり、急におしゃべりになる人もいます。
これが、同僚との楽しい会話であれば良いですが、直属の上司から仕事の話ばかりされるとうんざりしてしまいます。
さらに、過去の仕事の失敗についてグチグチと説教されると、何のための忘年会なのかわかりません。
こうした酔いに任せて説教をしてくる上司とは、近くにいたくないものです。
過去にそんな経験をした社員からは、同じ目に遭うのではと忘年会自体への参加を躊躇してしまうのも無理はありません。
お酒が入ると会話が弾み、声が大きくなってしまうものです。
こうした大声で話す、急におしゃべりになる社員は、実は会社のトラブルの種になることも。
そんなテーマの記事もあるので、併せて読んでみてください。
【自由奔放】お酒が入ると急におしゃべりになる社員が抱える会社への「危うさ」とは
ハラスメントが起きやすいという不安
飲み会の席で特に心配されるのが、ハラスメントのリスクです。
普段の職場では起きにくい問題が、飲み会の場だと発生しやすくなります。
総務に寄せられる相談でも、「嫌な経験があるから行きたくない」という声は少なくありません。特に、
など、特定の相手に対して強い抵抗感を抱くケースもあります。
こうした不安は、忘年会が近づくほど大きくなり、開催前からモヤモヤした気持ちを抱えてしまうことにつながります。
そのストレスが「忘年会には行きたくない」という強い気持ちに変わっていくのはごく自然なことです。
また、こうしたハラスメントを起こす社員はお酒の席に留まらず、日常業務にもその傾向が少なからずあるものです。
そうしたストレスを受け続けると、次第に「転職しようかな」と考えるきっかけになることも注視するべきポイントです。
家庭の事情:育児・介護・夫婦間の協力体制
若い頃は気軽に参加できていた忘年会でも、育児や介護、家族の生活リズム、夫婦間の協力体制など、環境が変わると夜に外出すること自体が難しくなるケースは多くあります。
家庭の方針や生活スタイルが変わることで、
と感じる人も珍しくありません。
こうした事情は、周囲から見ても理解されやすく、無理に参加する必要はまったくありません。
状況を抱え込まず、きっぱりと不参加の意向を伝えることも大切です。
年齢とともに無理が利かなくなる
若い頃は平気でも、年齢を重ねると翌日の疲れや体調への影響が大きくなります。
昔はお酒の席も楽しく、遅くまで付き合えたとしても、年齢とともに無理が利かなくなるのは自然なことです。
その結果、年齢を重ねるごとに忘年会への参加に躊躇してしまう人も少なくありません。
実際、私自身も若い頃はお酒が好きで、どんなお店でも遅くまで付き合っていました。
しかし年を重ねるにつれ、「面倒だな…」 と思うようになった経験があります。
このように、個人の年齢や体力、お酒への適応力を考慮した配慮も、忘年会の運営には欠かせません。
社員が忘年会に参加したくないときの断り方
忘年会に参加したくないものの、「どう断れば角が立たないのか」「断り方がわからない」と悩む社員はとても多いです。
実際、私が総務部長をしていたときも、複数の社員から忘年会の不参加について相談を受けたことがありました。
その経験から、無理をさせず、かつ職場の関係を悪くしないための“伝え方のコツ”があると感じています。
ここでは、どうしても参加できない、したくない人に向けて、相談を受けた立場だからこそ分かる、角が立ちにくい断り方のポイントをまとめました。
長々と言い訳をしない
忘年会に参加したくないという相談の中には、「行きたくない」という気持ちだけが理由で、具体的な事情がないケースもあります。
不思議なことに、理由が明確ではないほど言い訳が増えてしまう傾向があります。
一方で、体調や家庭の事情など、本当に参加が難しい場合は、理由が明確なため説明は自然と端的になります。
実は、長い言い訳を重ねてしまうほど、「感情だけで行きたくないのかな?」と相手に伝わりやすくなってしまいます。
「どうしたらうまく断れるか」と悩む気持ちはとてもよくわかりますが、伝え方はシンプルで十分です。
相手はそこまで気にしていない
会社や上司に状況を理解してほしいあまり、必要以上に説明が長くなるのは自然なことです。
しかし実際のところ、聞き手側はそこまで細かく気にしていない場合がほとんどです。
むしろ、長々と説明されると「必死だな…」「なんだかくどいな…」と、逆に印象が悪くなってしまうこともあります。
そのため、どんな事情であっても、参加できない理由をひと言で伝える「申し訳ありません」と形式的に伝える。これだけで十分です。
シンプルに伝えたほうが誤解も生まれず、相手にもすんなり受け取ってもらえます。
むしろ、簡潔なほうが相手も深掘りしません。
体調・家族の事情は正直に言ってよい
忘年会に参加できない理由には、「体調が安定しない」「子どもの迎えがある」「家族の都合が重なっている」など、どうしても調整ができない事情があります。
これらは立派な理由であり、無理に隠す必要はありません。
体長が悪い場合には「ご心配ありがとうございます。大事をとって休ませていただきます」と添えておけば悪い印象は与えないでしょう。
しかし、こうした理由を伝えても不参加が認められないようであれば、それは会社が“実質的に忘年会を強制している”状態と言えます。
そのような空気が社内に広がると、会社に対する印象が一気に悪くなり、社員の信頼やモチベーションにも影響します。
常識的な価値観を持つ会社であれば、体調や家庭の事情を理由にした不参加を強要することはありません。
無理をして参加しようとする必要もありませんので、正直に淡々と伝えるだけで十分です。
はっきりとした参加できない理由があっても聞いてくれない職場
忘年会に参加できない事情が明確にあるのに、それを認めてもらえない――。
もしそんな状況が続く職場であれば、一度ゆっくり将来を考えてみてもいいかもしれません。
というのも、「行事への参加」を強制する会社は、その価値観が他の場面にも影響しやすいからです。例えば、
といった具合に、社員の生活に踏み込み過ぎるルールや指示が出てくる可能性があります。
本来、社員を大切にする会社であれば、社員が安心して働ける職場づくりや、居心地のよさを尊重するはずです。
個人の価値観や固定観念が強すぎると、会社は柔軟性を失い、時代に合わない運営になりがちです。
忘年会はあくまで “一つの行事” にすぎませんが、その行事ですら柔軟に対応できない会社は、他のことでも柔軟さを欠くケースが多いと感じます。
「行かない=批判」ではないと理解する
忘年会に参加しないことで「会社の雰囲気を悪くしてしまうのでは?」と不安になる人は多いものです。
しかし、参加しないからといって会社を否定しているわけではなく、単に価値観や優先順位が違うだけです。
もし、参加を見送ることに対して何か言われたとしても、ほとんどの人は数日もすれば忘れてしまいます。
特に12月は多くの会社が繁忙期。上旬に忘年会を行う場合、その後の忙しさで参加可否の話題など気に留めていられません。
下旬に忘年会をする会社であれば、年末年始の休暇が目前。休みに入れば、忘年会のことを気にする人はいなくなってしまいます。
【例文】上司・幹事に送る断りメッセージ
どの理由でも「短く・明るく・シンプル」がポイントです。
総務・幹事が取り組む参加しやすい忘年会の作り方
最近は「もっと参加しやすい忘年会にしたい」という総務や幹事の声が増えています。
とはいえ、忘年会は会社行事のひとつでもあり、業務の合間にアイデアを練ったり準備したりするのが難しい場合も多いものです。
そこでここでは、参加率を上げるために総務・幹事が取り入れやすい工夫を紹介します。
大掛かりな準備がなくても取り組める内容ばかりなので、負担が増えすぎない範囲で実施できます。
忘年会を開催する目的をはっきりさせる
忘年会の案内を受けたとき、「そもそも何のために開催するの?」と疑問に思う社員は多いものです。
そのため、今年の忘年会の目的やテーマを明確に示すことは、参加しやすさを高めるうえで非常に効果的です。
たとえば、次のような伝え方があります。
このように、参加するとどんな雰囲気で過ごせるのかが具体的にわかるだけで、社員の安心感が高まり、参加の後押しにもつながります。
参加を強制するのは厳禁!大事なことは「自分で選ぶこと」
忘年会を企画する際、「実質的に強制参加なのでは?」と感じる社員は少なくありません。
たとえ強制と明言していなくても、不参加を伝えにくい雰囲気や、「みんな参加しているから…」という空気があるだけで、参加そのものが心理的負担になります。特に、
など、人によって苦手なポイントはさまざま。
だからこそ “自分で選べる場づくり” が最も大切 です。
そのためには、先ほどの「忘年会を開く目的」を明確にしたうえで、「参加してみてもいいかも」と感じてもらえる情報を事前にしっかり伝えることが効果的です。
また、強制されずに自分で選んだ参加・不参加には不満が起こりにくいため、長い目で見ても職場の雰囲気を良くすることにつながります。
選択すると不参加が増える?
一見、選択肢を提示すると不参加が増えそうで不安になるかもしれません。
しかし、実はそれこそが「社員の本音を知る大きなチャンス」です。
本当は不参加を希望する社員が大半なまま、毎年忘年会を開催する方が、余計に社員の不満は溜まっていく一方です。
アンケート形式で参加・不参加を確認するだけでも、今後の忘年会のあり方を見直すきっかけになります。
「忘年会は仕事なの?」を事前に払拭しておく
昨今、「忘年会は仕事?」と疑問に感じる社員もいます。
この点が曖昧だと、参加しても「給料は発生するの?」とモヤモヤした気持ちが払拭できません。
そこで、会社側からはっきりと伝えておくことで余計な詮索や疑問をなくしておくことで参加率を上げることもできます。
などを事前告知することにより、各自が自分で判断し選択できる仕組みとなり、安心して参加できる忘年会に変わります。
また、忘年会と似た「参加は強制?」と感じる会社の行事として「社員旅行」があります。
いまや社員旅行に行きたくないと感じる社員は増加しています。
忘年会と同様に社員旅行の在り方について詳しく紹介している記事もありますので、併せて読んでみて下さい。
【存亡危機】もはやいらない行事?社員旅行に行きたくないと不評な理由と今後の在り方について
お酒中心の会から「誰でも参加できる会」へ
忘年会というと、どうしても “お酒を飲む場” というイメージが強くなりがちです。
しかし実際には、アルコールが苦手だったり、体質的に飲めなかったり、飲み会の雰囲気自体が負担になる社員も一定数います。
そのため、忘年会の企画は「お酒が飲める人だけのイベント」にしない工夫が必要です。たとえば、
など、「誰でも場にいられる仕組み」を取り入れるだけで参加しやすさは一気に高まります。
また、お酒の有無に関係なく、“ゆるく交流できて、無理に盛り上がらなくていい雰囲気” を作ることも大切です。
お酒がメインでない忘年会は、年代や価値観の違いを超えて参加しやすくなり、結果として会社全体の一体感にもつながります。
短時間、定時内開催という選択
忘年会は「仕事終わりの長時間イベント」と考えられがちですが、実際には時間が長くなるほど参加者の負担は大きくなります。
そこで検討したいのが、短時間・定時内での開催です。
たとえば、昼休みや午後の業務終了直前に30分〜1時間程度の軽い交流時間を設けるだけでも、社員の参加ハードルはぐっと下がります。
メリットは大きく二つあります。
無理に夜まで拘束するのではなく、「短時間で気軽に参加できる場」を意識するだけで、忘年会全体の雰囲気も穏やかになり、参加率も自然と上がります。
余興はしない
忘年会でよく話題になるのが、カラオケや出し物などの余興です。
一見、盛り上がるきっかけになるかもしれませんが、余興は参加者に強い心理的負担を与えることがあります。特に、
という社員にとっては、忘年会の楽しさよりも緊張や負担が大きくなってしまいます。
そのため、最近は余興なしの忘年会が増えていますが、実際にはまだ余興を取り入れている会社もあるかもしれません。
私も若いとき、忘年会で余興のための意味不明な寸劇をした経験があります。
仕事中に準備をしたり、セリフを覚えたりしているときには、「いったい自分は何をしているんだろう…」と思ったものです。
そして当日、寸劇を披露しても誰も見ていない、笑いがなく場が冷める、する側の苦痛しかない…という状況に。誰も得をしないものでした。
余興は精神的に大きな負担となるため、無理に盛り込まないことで、参加者全員が安心して楽しめる雰囲気を作ることができます。
費用負担の見直し:自腹ルールは離脱の原因
忘年会に参加したくない理由のひとつに、費用負担があります。
特に「会社が一部負担するけれど、一部は自腹」という形式は、意外と参加意欲を下げる原因になりやすいものです。
例えば、飲食代のほかに余興や景品代を含めて自腹となると、金額以上に心理的負担がかかります。
「せっかくのお金を使ってまで参加する意味があるのか…」と考える社員も少なくありません。
そのため、総務や幹事側でできる工夫としては、
など、社員の経済的負担を減らす方法があります。
ポイントは、「自腹で参加しなければならない」という心理的ハードルを下げること。
負担が軽くなるだけで、忘年会に対するネガティブな感情は減り、参加率も自然と上がります。
子ども連れ・家族連れOKという選択肢
最近は、忘年会に子どもや家族も参加できる形式を取り入れる会社も増えてきました。
「夜に外出できない」「家族の予定と重なる」といった理由で参加をためらう社員も、家族連れOKであれば安心して参加できます。
ポイントは、単に家族を呼ぶだけでなく、誰もが気兼ねなく参加できる雰囲気をつくることです。
こうした工夫により、参加者が家族も含めて楽しめる忘年会となり、社員の安心感や満足度が高まります。
また、子ども連れ・家族連れOKという柔軟な対応は、会社が社員のライフスタイルを尊重しているというメッセージにもなります。
家族を呼ぶときはフォローが必須
社員の家族が参加可能な忘年会では、仕事中心の話題の際に家族が会話に入れず孤立してしまう場面が出てきます。
また、社長や部長など立場の高い人の家族が参加すると、周りの社員が委縮してしまい、会話を楽しめないケースもあります。
そのため、社員と呼ばれた家族がそれぞれ楽しめるように、以下のようなフォローが重要です。
こうした配慮を意識するだけで、家族連れでも安心して楽しめる忘年会になります。
総務が知っておくべき「忘年会の今後」
総務として、時代の変化に応じて会社の行事を柔軟に見直す姿勢は不可欠です。
昔のように「全員参加」「飲んで盛り上がる」「二次会・三次会まで当たり前」といったスタイルは、今では必ずしも適していません。
価値観の多様化や働き方の変化により、忘年会に対する社員の意識も変化しています。
無理に昔のスタイルを押し付けると、社員の不満やストレスが蓄積し、参加率の低下や職場の雰囲気悪化につながることもあります。
そのため総務は、参加しやすく、安心して楽しめる環境を整えることが求められます。
具体的には、
こうした取り組みを通じて、社員一人ひとりが安心して参加できる忘年会を作ることが、総務としての大きな役割となります。
無理に続けない、忘年会の新しい形
忘年会の参加率が低かったり、年々参加者が減っている場合は、思い切って廃止することも選択肢のひとつです。
無理に続ける必要はありません。
とはいえ、忘年会は会社の風習だけでなく、日本の文化としても根付いています。
そのため、廃止すると「なんか寂しい」と感じる社員も出てくるでしょう。
1年の労をねぎらうことや、区切りとして大切にしている人も少なくありません。
こうした声が多い場合は、現在の「忘年会の形」が社員に合っていないだけの可能性があります。例えば、
など、忘年会の意義を残しつつ運用を変える方法もあります。
廃止する、形を変える。そんな柔軟な対応こそ、今の時代に合った会社のあり方と言えるでしょう。
実際にやってみた社内での忘年会
数年前のコロナ禍で飲食店で大人数が集まることが出来なかった時期、社内で忘年会を開催したことがあります。
金曜日の午前中で仕事を打ち切り、午後からは忘年会。
食べ物や飲み物はテイクアウトと買い出しで用意し、会社の会議室をメインの席にして各自、好きな場所で食べ飲みできる形でした。
お店までの移動時間がなく、お店や周りのお客さんへの配慮も必要なし。思った以上に楽しい会になったのを覚えています。
その後、コロナ禍明けにも一度開催し、同じように楽しい忘年会になったため、お店だけに拘らずともできることがわかった忘年会でした。
まとめ|忘年会は“みんなが無理しない形”が理想
忘年会は、必ずしも全員が楽しめるイベントではありません。
しかし、会社と社員が歩み寄れば、「行ってよかった」と思える場にすることはできます。
忘年会は、本来“気を使いすぎない場”であるべきです。
誰もが無理をしない忘年会こそ、これからの時代に合ったかたちと言えるでしょう。
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